児童13人が食中毒とみられる症状を訴え

学校で栽培していたジャガイモで食中毒が起きました。これまでもジャガイモで食中毒が起きるケースはこれまでもたびたび起きていたといいます。

学校で栽培していたジャガイモで食中毒

今回のケースは、兵庫県宝塚市の小学校で起き、児童13人が食中毒とみられる症状を訴えています。

宝塚市立美座小学校の会見によると、食中毒の症状を訴えた児童のうち8人が入院しています。

宝塚市教育委員会では「入院している8人、未入院の5人についても症状は安定している、快方に向かっている」と説明しています。

茨城県にあるあるジャガイモ生産農家では、「ジャガイモは成長する過程で、どうしても土から上に押し上げられているジャガイモがあって、その部分が太陽の光にあたることでその部分が緑色に変色することがある。」

その緑色に変色する部分に天然の毒素、ソラニンやチャコニンが多く含まれています。

ジャいもは栽培時に光があたることで、毒素が濃くなるため土をしっかりと被せ土から露出させないことが大切です。

農林水産省によると、ジャガイモは日光だけではなく、蛍光灯の光でも天然毒素が増える場合があると警告しています。

そのため、ジャガイモの保存方法には段ボールなど少し暗い場所が必要で、風通しのよい場所に保存することが必要になります。

天然毒素のアルカロイドのソラニンやチャコニン

ジャガイモの毒素については、天然毒素のアルカロイドのソラニンやチャコニンというもの。

これがまた、神経毒の一種の何とサリンと似た作用を神経に及ぼすというので驚きです。

アルカロイドを多く含むジャガイモを食べてしまったときの症状には
吐き気
嘔吐
腹痛
下痢
頭痛
めまい
などの症状があります。

ジャガイモの芽だけではなく、皮が緑色になった部分は光があたることでクロロフィルが作られた証拠です。

つまり緑色が濃ければ濃いほど、ソラニンやチャコニンが増加しています。

とくに、注意が必要なのが、家庭や学校で栽培したジャガイモの場合です。

未熟なジャガイモは緑化速度が速いので保存方法によっては、食べるのにとても危険なジャガイモとなってしまいます。

どれくらい食べたら危険かというと、大人(体重50㎏)だと、アルカロイドを摂取量50㎎位で中毒症状が出る可能性があるそうです。

150㎎~300㎎位になると死に至る可能性もあり注意が必要です。

ただし、子どもは大人の1/10でも中毒になる可能性があり、調理の際にはとくに注意が必要になります。

大人であれば皮付ジャガイモを1~2キロも食べないことには、食中毒には至らないのですが、子どもの場合ではたったの1個で食中毒になってしまう危険性があるということです。

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